お取り扱い品

お取り扱い品

振袖 (ふりそで)

凛と上品・初々しさをお見立てのコンセプトにしています。
そのお客さまお一人おひとりのご希望をよく伺い、お顔うつりと華やかな着姿、帯〆・帯揚げ・かさね衿・バック・草履など小物にも気配り、調和のとれたお見立てを一緒に考えさせていただきます。
また、新調するだけでなく、お母さまの振袖をお嬢さまが受け継ぐためのお仕立て直しも数多く手掛けています。おばあさま、お母さまの「代々の思いと願い」を受け継ぐお手伝いをしています。
日本のきものSDGsです。

フォーマル・セミフォーマルきもの

人生のセレモニーや晴れやかな機会に着るきものです。
上品でまわりとの調和を大切にして、お客さまの魅力が引き立つようにお見立てをいたします。

当店では、職人の手仕事で出来上がる作品を大切に考えています。
作家が一人で描く金沢の加賀友禅・人間国宝が彫刻した伊勢型紙を使って染めた訪問着(染処古今)
50年にわたり提案させていただいています。
職人・作家の想いをこめてつくりあげた上質なお品を取りそろえております。

四季にあわせた帯の提案をしています。帯で季節を感じさせ、きものの印象を演出します。
550年間美意識を追求してきた西陣帯・しなやかで心地よい博多帯・優美な有松絞り帯・南国の色彩琉球紅型…
全国の帯織染元の新作をタイムリーにご覧いただけるようにしています。

おしゃれきもの

『琉球は絣の王妃・大和は絣の宝庫』…柳 宗悦
琉球・越後・米沢(馬下助左衛門)… 産地のつながりと、時の流れに注目しながらご紹介しています。
海のシルクロード『絣(かすり)の道』により、絣の技術は日本各地で
伝播⇒受容⇒熟成されてきました。
北前船により、海の南北の交流で琉球から絣織が運ばれ、雪深い越後で成熟し、
上杉鷹山の改革によって越後から米沢(日本の絣の北限)へ技術が伝わりました。

越後の紬

160年越後の風土に根づいたきもの屋だからこそ、小千谷縮・明石縮・十日町紬・小千谷紬・など地元の品を多くご覧いただけます。

越後十日町の積雪は毎年2メートル以上。
雪と共に生きる越後人の粘り、雪の湿りから生みだされる織物。
「きものは見るものじゃない、着るもの」といい、
「変えて、変えて、またつくる」
研究して進化し続ける“越後人の辛抱強さと生真面目な心根” を感じる紬に出会ってみませんか。

馬下助左衛門のきものと帯

十六代目・馬下助左衛門氏は時や手間のかかる気の遠くなることをさりげなく話されます。
「10万8百回 手機に杼(ひ)を打ち込む いつかは終わる」
「自然の恵み (草・木の皮・実・紅花) をもらい 糸を染めて織る」
「5年15年50年100年、色との出会いに五感を研ぎ澄ませる おなじ色はひとつもない」
「流れるようにやわらかく肌にふれる布は、手織りにしかだせないべ」
「人のできないやらないことをやる そうするとどこにもない布が生まれる」

「同じものがひとつもないオリジナル作品」に共感し、馬下氏の作品を30年以上
ご提案提供しております。
また、越後日本海・新潟の草木(葛・待宵草・けやき)で糸を染めて織ってもらい、
オリジナル「助左衛門・大谷屋山絲つむぎ」きものと帯をつくりました。

男物きもの

男物のきものは「裏勝り(うらまさり)」
表地の渋い色に、羽裏・きもの裏・襦袢、見えない部分にこだわりをしのばせ、洒落込んで遊びます。

男物きもので一番大切なことは、”ピッタリ!着姿“に仕立てることです。
「 きものを仕立てみたけどしっくりこない…」
人によって同じ身長、体型でも着丈、裄の寸法が異なります。
大谷屋は地元の熟練した仕立て屋さんと一緒にお客さまの着用目的、要望、体型を相談しながら作っています。
専門店としての見立て・センス・お仕立てに細心の提案しています。

子供きもの

七五三・十三詣り、お子さまが「きもの」に出会う機会。
ご成長を祝い、お幸せを願う門出です。
思い出深くなりますよう、小物の準備や着付けまでお手伝いいたします。
お母さまやおばあさまのきものや羽織をお子さまのきものへお仕立て直しなどもしております。

上古町(カミフル)から歩いていける白山神社・諏訪神社・大神宮への御参拝に、当店でお着付けをし、お出かけになる方もたくさんいらっしゃいます。

きものコンシェルジュ