悠久…日本の手わざ染色(織)シリーズ13

「西陣五水」ってご存じですか?

 

西陣550年、時を積みかさね技を探求し続けた人々の織った帯をご覧なられませんか?

 

桜井(さくらい)

安居井(あぐい)

千代井(ちよのい)

鹿子井(かのこい)

染殿井(そめどのい)

 

京の水は鉄分と不純物が少ない軟水です。良質の地下伏流水がありました。

 

西陣の織物は、糸を染めて、その糸色によって文様を織り上げる紋織物です。いにしえの時代は植物染料で美しい色を出しました。平安時代は十二単衣で純粋に色相の美を求め、いまもなお引き継がれています。

 

湧く水(波紋をなして動く水)井戸と湿り気「山紫水明の京の都」に西陣の格子戸の奥からきこえる機の音とエキスパートな人々による分業のしくみに支えられて550年、時を積みかさねて…。

◇品目◇

唐織 すくい織 渡来錦 手織りの袋帯 綴帯 彦根縫 なごや帯 半巾小袋帯

 

とき 2月10日(金) 11日(土) 12日(日)

ところ 大谷屋店内

 

こころよりおまちしております。

大文字屋庄兵衛の織元は慶長年間から350年続いています。

なお、5月12日(金) 13日(土) 14日(日)には 10代目大文字屋庄兵衛 西村泰至氏が当店に来ます。

 

上古町は、りゅーとぴあ、白山神社、空中庭園と文化ゾーンでとてもきものが似合う街です。