悠久…日本の手わざ(染色)織シリーズ6

えちご人の粘り、えちご雪の湿り

「きものは観るものじゃない、着るもの」

変えて、変えてつくる…根啓織物「越後紬」「赤城紬」「明石縮」にふれてみませんか?

 

今年十日町の積雪は2メートル20センチ、雪に閉ざされたえちご人の粘りの賜物・至宝

 

~風合いと着あじ求めて三代97年~

『糸』へのこだわり『色』へのこだわりを追及しつづける

 

たとえば、糸を分解して研究。

たとえば、セリシンを100%定着させ、シャリ感のある風合いをつくる。

たとえば、セリシン定着糸は織りづらいので整経のときに節がひっかからないようにおもりをぶらさげて織りやすいように工夫。

 

色は感性、甘みと夢のあるはんなりした色を自社で染める。色の重なりはだれにもまかせられない。

たとえば、吊りぼかしをしてグラデーションをつくり奥ゆきを演出。

たとえば、糸をみつあみして染めて色の変化を演出。

こういう糸になると、どういう風合いになるのか?

「きものは観るものじゃない、着るもの」

きものを着る、という使用目的のため、効率のわるいことに挑みつづけて風合いへの研究97年

スリーシーズン着れて、シャリ感のある玉繭の夏赤城つむぎの新作きものと帯を発表します。

こころよりおまちしております。

 

とき 3月25日(金) 26日(土) 27日(日)

ところ 大谷屋店内

 

カミフルは、りゅーとぴあ、白山神社、空中庭園と文化ゾーンでとてもきものが似合う街です。