悠久…日本の手わざ染色(織)シリーズ5

『江戸更紗』にふれてみませんか?

 

更紗(SARASA) 3000年まえにインドが生んだいろどりあざやかな模様。日本に14~16世紀に伝来しました。神田川の硬水が枯れた渋い色を引きだした『江戸更紗』

 

少なくて20枚、多くて90枚の型染めをくりかえす…淡い同色系のグラデーション表現

染料を生地に摺りこむ刷毛(はけ)のあて具合をコントロールする緻密な江戸の染職人

 

 

室町時代、オランダやポルトガルの南蛮船によってヨーロッパ更紗が伝わりました。そして異国情緒あふれる模様と、江戸の美意識に合う渋い色あいが、美の東西の融合として江戸更紗は生まれました。

 

◇技法◇

・型紙は、柿渋で手漉和紙を貼りあわせた地紙に切りこみをします。

・型摺り染めは、手さぎょうです。

・地染めは、引き染めです。

・なっせん糊は天然のもの(もち米粉に米ぬかと食塩)をまぜあわせたものです。

 

とき 2月10日(木) 11日(金・祝) 12日(土) 13日(日) 14日(月)

ところ 大谷屋店内

 

当店は時世にあわせ、ひとり15畳のゆったりとした空間を確保して今回の催しを開催させていただきます。また、天井のファンを常にまわし換気をし、アルコールとともにEM(乳酸菌、酵母菌などの有用微生物群)で玄関・床・たたみ・フロアなどをふきそうじをしています。

 

こころよりお待ちしております。

カミフルは、りゅーとぴあ、白山神社、空中庭園と文化ゾーンでとてもきものが似合う街です。